平滑筋腫、子宮蓄膿症による子宮卵巣摘出のレーザ手術をうけられた13歳ミックス犬の女の子
今回紹介させていただくのは、子宮卵巣腫瘍のレーザ手術をうけられた13歳ミックス犬の女の子です。
食欲がなくもどしている、ふるえていると、市外よりセカンドオピニオンでご来院されました。診察させていただくと、陰部より膿がでていて、血液検査より白血球が極端に少なくなってしまっていて、危ない状態でした。
超音波検査やレントゲン検査により、子宮にあきらかな人間の大人のこぶし大の大きな腫瘤が見つかりました。
そこに感染をおこし、陰部より膿が出てきている状態でした。
レーザーを用いて手術を行い無事に大きな腫瘍を摘出しました。1日入院していただきましたが、術後の回復も早く、白血球も安定してきたため、通院にきりかえました。
食慾も旺盛で元気でなによりです。
腫瘍は大きかったですが、良性の平滑筋腫でしたので経過は良好でしょう。