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脾臓腫瘍の為脾臓摘出レーザー手術を受けた14歳ピンシャーの男の子

[2024年09月07日]

今回紹介させていただくのは、脾臓腫瘍のレーザー手術を受けた14歳ピンシャーの男の子です。

いつもより呼吸が荒く食べるのが遅い、熱っぽいとご来院されました。診察させていただくと、血液検査、超音波検査、レントゲン上で大きな異常がみとめられました。

また体重も1kgも減ってしまっていました。

お腹のなかに大きな腫瘍があることがわかり、開腹手術を行うこととなりました。

腫瘍は脾臓から派生していて、おとなのこぶし大ほどの大きな腫瘍ができていて、脾臓の摘出手術となりました。

大きな手術となりましたが、レーザーを用いてなるべく出血量を抑えることができ、その日の夕方に飼い主様が面会に来られた時も尻尾を振っていました。じぶんでたっている姿をみられて飼い主様もほっとされていました。

翌日から食欲も旺盛で、3日ほど入院しましたが、元気で術後の血液検査も問題なかった為、通院治療に切り替えました。

お腹の腫瘍がはじける前に摘出でき、なによりです。