胆嚢切除の日帰りレーザー手術を受けられたミニチュアシュナウザー6歳女の子
今回ご紹介させていただくのは、ミニチュアシュナウザー6歳女の子です。
以前より胆嚢内に貯留物があり内科治療にて様子を見ていました。ところが、あるとき胆汁の流れが滞った為血液検査で肝臓の酵素は数値を振り切るぐらいあがってしまい黄疸を発症してまいました。
黄疸が起こると、体調が悪くなり、最悪の場合死んでしまうこともあります。
しばらく内科治療を行い血液検査の数値が下がってきて、回復した時を見計らって胆嚢切除を行うことになりました。
胆嚢自体が何らかの変化をおこしていることが予想されたので、胆嚢を切除して病理検査に送りました。
病理検査の結果では、慢性胆嚢炎と胆嚢粘液嚢腫ということでした。
今回胆嚢を切除したことで、破裂したり、胆管が詰まったりするリスクを取り除くようにしました。
手術後は食欲もあり黄疸もなくなり、無事に抜糸もおわり元気にすごしています。
いつも愛くるしいお顔で治療中もとってもおとなしいわんちゃんでした。