ひだまり動物病院 名古屋市昭和区の動物病院 土曜祝日診療

今回ご紹介させていただくのは、８歳のミニチュアシュナウザーの女の子です。

この子は、以前他院にて神経発作の症状で意識不明になった過去がありました。そして、胸と腕にしこりができていて、飼い主様が全身麻酔での手術はむずかしいといわれて、局所麻酔で切除できるか診察することになりました。

初診時では、全身状態は良く、血液検査でも異常はありませんでした。そして、性格的にも落ち着いていたため、全身麻酔をかけずに局所麻酔のみで腫瘤の切除を行うことになりました。

その日のうちに、局所麻酔下での腫瘤切除を炭酸ガスレーザーを使って行いました。

炭酸ガスレーザーを使うことで、出血がほとんどないため、このような動く状況での腫瘤切除も速やかに行えます。そして、全身麻酔はかけていないため、終了すればすぐに帰宅も可能です。

全身に問題がある動物場合、状況によってはこのような局所麻酔だけで手術も可能なことがありますので、お気軽にご相談下さい。