卵巣子宮摘出・体表腫瘤切除・鼠経ヘルニア整復手術(日帰り)
今回ご紹介させていただくのは、10歳のペキニーズの女の子です。
市外からご来院されました。以前他院での手術の際、麻酔中に呼吸がとまり手術が心配とのことでご来院されました。
この子は短頭種で気管虚脱や軟口蓋生まれ持っての持病もあり呼吸器系に問題があるわんちゃんでした。仰向けなどの姿勢になるとすぐに呼吸がえらくなってしまいます。
今回の手術は飼い主様とよくご相談の上、鼠径ヘルニアの整復と体表腫瘤切除と卵巣子宮摘出の手術を行いました。
術後はやはり呼吸の乱れもあり、心配されましたが無事に日帰りでおうちに帰れなによりでした。翌日まで少ししんどそうでしたが、翌々日からは食欲もあり呼吸も落ち着きました。
これからも元気で長生きしてほしいものです。