MENU

鼠経ヘルニア整復・避妊手術・歯石取り(日帰り手術)

今日ご紹介させていただくのは、12歳のダックスフンドの女の子です。

数年前から下腹部に鼠経ヘルニアがあり、2カ月前に急に大きくなってしまったとのことで来院されました。

診察してみると、ヘルニアの中には腸が脱出してきており、外から見ていても袋の中で腸が動いているのが分かる状態でした。床につくぐらいまでに大きく膨らんでいて一部皮膚が床についてしまうため穴があきそうになっていました。便がだいぶだしずらそうです。

今回、炭酸ガスレーザーを使用して日帰りで手術を行いました。

手術してみると、思ったよりも腸の脱出があり、開腹をして中から腸を引き込まないといけないほどでした。飼い主様の希望で同時に避妊手術も行いました。

術中は出血もほとんどなく、無事ヘルニアの整復ができました。整復後の大きく伸びてしまった皮膚も美観的に問題内容整えて切除しました。

術後当日も痛がって鳴くこともなく寝れていたようで、次の日から順調にごはんもたべれて、排便排尿もでき動きもいいです。

術後も順調で違和感も少ないようで安心しました。

今後も再発なく元気で過ごしてもらいたいです。