右目眼瞼腫瘤切除(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは、13歳のミニチュアシュナウザーの男の子です。
この子は僧帽弁閉鎖不全症という心臓の持病をもっていて、心臓にかなりの雑音があるわんちゃんです。
右目の瞼の位置にできものができていてそこから出血するとのことでご来院されました。かなり腫瘍が大きくなり、目の表面を刺激してしまっていました。
こちらが切除した後です。
眼瞼の位置にあり、腫瘤も大きくなっていたため、麻酔をかけての腫瘍切除をご提案させていただきました。ただ心臓に疾患があるため麻酔のリスクは高まりますので、飼い主様とよく相談のうえ手術となりました。
なるべく心臓に負担をかけないよう短時間で手術も行え、麻酔からの覚醒も問題なく無事に日帰りできました。その後も食欲元気かわりなくなによりです。
術後は目の大きさの左右差もほとんどなく、飼い主様もわからないほどと喜んで見えました。
高齢なので今後は何事もなく長生きしてもらいたいです。