軟口蓋過長症・鼻腔狭窄症整復手術(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは、2才のフレンチブルドックの男の子です。
少し動いただけで呼吸が苦しくなってしまう、白い泡をよく吐くという事でご来院されました。
ご来院時も緊張や興奮で落ち着かず苦しそうに口を大きく開けてガーガーと一生懸命呼吸をしていました。
診察させていただくと、鼻の穴は線のように細く軟口蓋も長いようで息をするたびにガーガーゼーゼーと大きな音をたてていました。
こちらが手術前の軟口蓋の写真です。
喉の奥が狭く見えにくいですが、軟口蓋がとても長く喉の入り口を塞いでしまっています。
こちらが手術後の写真です。
穴がしっかりと確保できました。レーザーで切除しますので御覧の通り出血もなくとてもキレイです。
そしてこちらが手術前の鼻の写真です。
御覧の通り、鼻の穴が線のようになっており、鼻からスムーズに呼吸をする事が困難な状態です。
レーザーで切除していきます。
こちらが手術後の写真です。
鼻の穴がしっかりと確保でき、鼻呼吸もスムーズに行えるようになりました。
術後は食欲も旺盛でオーナー様も安心された様子でした。
今後呼吸が楽になり元気に生活していただければと思います。