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体表腫瘍・眼瞼腫瘤摘出(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、11才のアメリカンコッカースパニエルの女の子です。

以前から、体のいたる所にできものができ半年前にかかりつけで手術をしていただいていたそうです。

しかし、その後も足や胴、耳や顔、眼の際などいたる所にイボのようなものができてしまい、一部はだんだんと大きくなって出血してしまっていると言う事でした。

診察させていただくと、体中のいたるところに腫瘤があり、そのうち大きくなってしまい一部は出血してしまっていました。また足先にあるできものは本人も気にして舐めてしまっていました。

オーナー様とご相談させていただき、特に大きくなっているものや気にしているものを中心に大小合わせて20個ほど今回切除する事になりました。

また診察の際に眼瞼に目やにが出ている状態で、大きな腫瘤ができていました。麻酔をかけてよくみてみると、内側に大きく増殖していて目を刺激しているようでした。また眼瞼にできてしまっている内側の皮膚にも2つ腫瘤ができていましたので、こちらも大きくなる前にレーザーで蒸散させました。

たくさんの場所のできものを切除しましたが、今回も無事に日帰りで手術を行う事ができました。少しのストレスでも下痢をおこしてしまうデリケートなコッカーちゃんです。

術後は食欲や元気も良好でストレスからくる下痢もなかったようで飼い主様も安心された様子でした。

これからも元気に長生きしていただいたいと思います。