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肛門部腫瘤切除(肛門周囲腺腫)(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、7歳のイングリッシュコッカースパニエルの女の子です。

肛門の近くにできものがあり、ご来院されました。

過去にも2回肛門の近くにできものができ手術をされたそうですが、またしこりがあるとの事でご来院されました。

診察させていただくと、肛門の左側に大きな腫瘤がありました。

表面にでているようなものではなかったためパッと見ではわかりにくい状態でしたが、触ってみると中にかたいしこりがある事が確認できました。

こちらが手術時の写真です。

腫瘍は肛門の粘膜の近くにあったため、あまり大きくなると、術後便失禁なども心配されるため、小さいうちに切除することとなりました。

こちらが切除した腫瘤です。

3回目の手術と言う事で飼い主様も心配されていたと思いますが、レーザーで出血を抑え短時間で手術する事ができました。

飼い主様が迎えにみえると、尻尾ふりふり元気に帰っていきました。

これからも元気に長生きしてもらいたいと思います。