チェリーアイ(第三眼瞼突出)整復手術(日帰り手術)
今回ご紹介させて頂くのは、7ヶ月のアメリカンコッカースパニエルの男の子です。
第三眼瞼突出(チェリーアイ)の症例です。
この病気は目頭あたりの瞬膜にある腺組織が突出する病態で、好発犬種はアメリカンコッカー
やブルドックなど、流涙や結膜炎、疼痛症状を併発して来院されることが多いです。
今回は炭酸ガスレーザーを使ってチェリーアイの整復手術を実施しました。
炭酸ガスレーザーを使用することで、出血がほとんどなく手術も安全確実に行えます。
繊細な手術ですが、無事に突出した腺を埋没し縫合を終えました。
こちらが手術後の写真です。
数日は点眼治療で経過観察が必要です。