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子宮蓄膿症・歯石取り(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、9歳のトイプードルの体重2.5kgの女の子です。

熱っぽく元気食欲がなくやせてきた。また水をよく飲み、お腹が膨らんできたとの事でご来院されました。

以前に子宮に水があるといわれたそうですが、手術をせず様子を見ていたとの事でした。

分離不安がありオーナー様と離れると吠えっぱなしになってしまいストレスがかかってしまう事から手術に踏み切れずにいたそうです。

その後だんだんと食欲がなくなり、困っていたところ日帰り手術が特徴の当院を見つけご来院されました。

ご来院された際には、熱が40℃ほどもあり超音波検査をしたところ子宮に膿がパンパンに溜まってしまっていて、血液検査上も異常値が出てかなり危ない状態でした。

状態を説明させていただき、そのまま緊急で手術をさせていただく事になりました。

お腹をあけてみると、やはり子宮に膿がパンパンに溜まってしまっており、正常な子宮の数倍の大きさまで膨れ上がってしまっていました。

当院の特徴でもあるレーザーを用いた手術により出血や痛みを最小限に抑える事ができました。

こちらが手術後の写真です。

御覧の通りとてもキレイです。

摘出した子宮は300gほどにまでなってしまい、2.5kgの子にはかなりの負担になっていたことでしょう。

術後は飼い主様は、入院を希望されていましたが、元気よく、尻尾を振って、吠えている姿を見て安心され、日帰りで帰宅されました。

術後は当日の夜からご飯も少しずつ食べる事ができ、熱も下がり、元気にしていたとの事でオーナー様も安心された様子でした。

抜糸の頃には、白血球も正常にもどり傷口もとてもキレイになおりました。

これからも元気に長生きしてもらいたいと思います。