膝蓋骨脱臼・避妊手術
今回ご紹介いただくのは、6ヶ月の柴犬の女の子です。
以前混合ワクチンの接種でご来院された際の診察で膝蓋骨脱臼がある事がわかりましたので、飼い主様にはそのことを数か月前にお伝えしていました。
その時は特に症状はなかったのですが、数か月後に急にびっこをひきだし、飛び跳ねた時に突然キャンと鳴いたりとした症状があり、片方の足だけ体重をかけれなくなってしまい足をあげていました。
診察の結果、膝蓋骨の内方脱臼のグレードがすすんでおりましたので、今回手術を行う事になりました。
また同時に避妊手術も行う事になりました。
レーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え無事に手術を行う事ができました。
術後は翌日から食欲もしっかりとあり、立ち上がる事もできオーナー様も安心された様子でした。ただ、とても若くて元気いっぱいでぴょんぴょんと2本足で飛び跳ねたりしてしまうので、術後はケージレストとして安静にしていただく為、入院していただきました。
元気もあり、暫くは安静が必要となりますが、お家に帰ったあと元気がよすぎて安静にできないんじゃないかと飼い主様は心配されていました。
これからは足の痛みや違和感もなくなりストレスなく元気に生活していってもらいたいと思います。