乳腺腫瘍摘出・膝蓋骨脱臼整復
今回ご紹介させていただくのは、11才のヨークシャーテリアの女の子です。
この子は以前にお乳にしこりがあり避妊手術と乳腺片側全摘出を当院で行いました。https://www.alc-japan.com/case/dog/2016/6231/
今回は残っている反対側の乳腺を全摘出すると同時に、以前からびっこをひいてしまっておりオーナー様も気にされていた左足の膝蓋骨脱臼の整復も行う事になりました。
体重も1.5㎏ほどしかないとても小さなヨーキーちゃんでオーナーも心配されていましたが、レーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え無事手術する事ができました。
今回は膝蓋骨脱臼整復を同時に行ったので数日入院となりましたが、退院後も食欲・元気共に旺盛でオーナー様もびっくりされていました。
足も手術前は完全にびっこをひいてしまっていましたが、手術後は足を着いて歩く事ができるようになり、飼い主様も安心されていました。
こちらが抜糸後のお腹の写真です。
毛もだいぶ生えそろってきて、傷口もほどんどわかりません。
両側に多数乳腺腫瘍はありましたが、病理検査の結果は良性とのことでしたので、飼い主様もほっとされていました。
これからも病気に負けず元気に長生きしてもらいたいと思います。