子宮卵巣摘出手術(子宮蓄膿症)
今回ご紹介させていただくのは、ミックスの9歳の女の子です。
外陰部から茶色のおりものがあり、食欲不振と嘔吐しているとの事で来院されました。
ご来院された時も外陰部から血膿が出ており、超音波検査とレントゲン検査の結果、子宮蓄膿症がかなり進行していました。
血液検査の白血球の値が正常なら10000前後のところ70000以上とかなり高く、一刻を争う状態でしたので持病の糖尿病がありましたがすぐに手術となりました。
体調が万全ではない為、点滴を行い、1日入院となりましたが、レーザーで出血や痛みを抑え、最小限の負担で無事手術を終えることが出来ました。子宮内には大量の血膿がたまっていました。卵巣にも異常をきたしていました。
退院後は徐々に食欲、元気がもどり、今では元気いっぱいです。また血液検査の白血球の数値も正常に戻りました。
これからも持病に負けず長生きしてもらいたいと思います。