ひだまり動物病院 名古屋市昭和区の動物病院 土曜祝日診療

今回ご紹介させていただくのは、11歳のミニチュアシュナウザーの男の子です。

突然何度も吐き始め、ぐったりしていて元気がないと言う事でご来院されました。

診察させて頂いた時も、元気がまったくなく立っている事も辛そうな状態でした。

検査の結果、胆嚢に問題がある事がわかり、手術を行う事になりました。

開腹してみると、総胆管にドロドロに固まった胆泥が詰まってしまっており、胆管閉塞を引き起こしてしまっていました。

本来風船のような柔らかい袋にオリーブオイル状の胆汁が入っているのが正常な状態なのですが、胆泥が固まり胆嚢自体も固くなってしまっており、隣接している肝臓もダメージを受けている状態でした。

体調も万全ではなく、かなり大変な手術でしたがレーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え無事に手術を終える事ができました。

術後も点滴など治療を続け、徐々に元気を取り戻してきました。

これからも病気に負けず元気に長生きしてもらいたいと思います。

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