停留睾丸(日帰り手術)
今回、ご紹介させていただくのは停留睾丸の去勢手術を受けられた、マルチーズとチワワのミックス犬8ヶ月齢の男の子です。
停留睾丸とは、本来出生後間もなく陰嚢内へ下降する精巣が、何らかの異常で腹腔内や鼠径部に留まってしまう状態をいいます。
そのままにしておくと、腫瘍化するなどの病気につながる可能性があるため注意が必要です。
今回の患者さんは両側の精巣が鼠径部にありました。
こちらが、手術前と手術後の写真です。
このように小さい傷で手術を終えることができました。
レーザーにより傷の出血や腫れ、痛みを抑えることができ、当日退院していかれました。
これからも、元気に過ごしていただきたいと思います。