眼球摘出(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは、9歳のアメリカンコッカースパニエルの女の子です。
緑内障と診断されたそうで、点眼などの内科治療を行いましたが良化がみられず、眼球摘出をした方がよいと言われているとの事でご来院されました。
ご来院時にはすでに片目の眼球が真っ赤になってしまっており、かなり痛そうな様子でした。
診察を行ったところ、その眼は既に視力を失っており、眼球は腫大し、角膜に傷がついて中が感染を起こしている状態でした。
よくご相談させてたいだき、痛みや違和感から解放してあげたいとの事で今回手術を行う事になりました。
レーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え日帰りで手術する事ができました。
術後もお家に帰ってから、いつもとかわらない様子で食欲・元気共に良好だったとの事でオーナー様も安心された様子でした。
こちらが手術後の写真です。
腫れや赤みもなく、目立ちません。これからしっかりと毛も生えてくるともっと自然になるとおもいます。
普段の様子も変わりなく、抜糸までエリザベスカラーをつけている状態でも元気にボール遊びなどもできているそうです。
これからも元気に長生きしてもらいたいと思います。