乳腺腫瘍・子宮蓄膿症(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは、12歳のトイプードルの女の子です。
数日前から、陰部からドロっとしたものがでる、血が混じる事もあるとの事でご来院されました。
検査の結果、子宮蓄膿症になってしまっている事がわかりました。
またお乳にいくつもしこりができてしまっており、乳腺腫瘍もある事がわかりました。
血液検査でも白血球がかなり高くなってしまっており、すぐに点滴を流し、少しでも体調を改善してからその日に手術する事になりました。
体重2.5㎏ほどしかない小さなトイプードルちゃんでしたが、レーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え
乳腺腫瘍(右側全摘出+左側2カ所部部分摘出)・子宮蓄膿症を一度に日帰りで手術する事ができました。
大手術でしたが、オーナー様と一日も離れた事がないと言う事で、入院のストレスを心配されていましたが、日帰りで手術を行う事ができオーナー様にも大変喜んでいただけました。
お家に帰ってから、その日にご飯も食べる事ができたそうで術後の経過も順調です。
こちらが抜糸後の写真です。
傷跡もわからないほどきれいになっています。
これからも病気に負けず長生きしてもらいたいと思います。