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大腿骨頭切除(レッグペルテス)(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、11カ月のヨークシャーテリアの男の子です。

以前から右後ろ足をびっこひいたり、キャンと鳴いて足を痛がる事があり他院にて大腿骨頭壊死(レッグペルテス)と診断され、手術をご希望され屋久島からご来院されました。

この病気は成長期の小型犬に多く見られる病気です。

ご来院時には右後ろ足に体重をかける事が出来ず、本人も痛みや違和感があるようでした。レントゲンをとってみると大腿骨頭に異常がみられました。

手術を行ってみると、かなり酷い状態で大腿骨頭がボロボロになってしまっていました。

こちらが切除した大腿骨頭の写真です。

正常な大腿骨頭はツルっとした骨ですが、御覧の通り大部分が壊死しボロボロになってしまっています。

レーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え日帰りで手術する事ができました。

術後は食欲もあり、オーナー様も安心された様子でした。

こちらが手術から数日後の写真です。

抜糸はまだですが、右後ろ足も少しずつ着いて体重もかけれるようになりました。

今後は足の痛みや違和感から解放され元気に生活してもらえる事と思います。