ひだまり動物病院 名古屋市昭和区の動物病院 土曜祝日診療

今回ご紹介させていただくのは、7歳のフレンチブルドックの女の子です。

お腹にしこりがある事に気づき、かかりつけの病院へ行き検査を行ったところ、悪性の肥満細胞腫の疑いがあり手術を勧められたそうです。

しかし短頭種と言う事もあり麻酔のリスクがあるため、なるべく負担の少ないレーザーでの手術を勧められかかりつけの病院から当院をご紹介いただきました。

また呼吸が苦しそうな事もあり、今回軟口蓋過長症・鼻孔狭窄症の手術とさらに、避妊手術もしていないので1度の麻酔でそちらも同時に行いたいとの事でした。

こちらが手術前の鼻の写真です。

穴がふさがってしまっており呼吸がスムーズにできません。

短頭種と言う事で麻酔のリスクもありましたがレーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え、肥満細胞腫切除・避妊手術・軟口蓋過長・鼻孔狭窄症を同時に日帰りで手術する事ができました。

こちらが手術後の鼻の写真です。

鼻の穴がしっかり開いて呼吸もスムーズになりました。また長く垂れ下がってしまっていた軟口蓋も同時に切除したので、

術後の経過も順調で、食欲もしっかりありオーナー様も安心された様子でした。

いつも元気に診察室に走って入ってきてくれるとっても愛想のいい可愛いフレブルちゃんです。

今後も病気に負けず元気に長生きしてもらいたいと思います。