膀胱結石(ストルバイト結石)
今回ご紹介させていただくのは
3才のミニチュアシュナウザーの女の子です
1週間ほど前から血尿が出て、他院で止血剤を処方され飲ませていたが、なかなか治らず心配されてご来院されました。
当院にて尿検査、超音波検査、レントゲンなどの検査の結果膀胱に大きな石がある事がわかり手術をする事となりました。
こちらが摘出した結石の写真です。
とても大きな石がありました。今回は女の子でしたが、男の子の場合は尿道が狭いため、万が一尿道に結石が詰まってしまい閉塞してしまうと、命にかかわります。
結石は成分によってたくさんの種類に分類され、それぞれに対応した療法食があります。
今回の結石はストルバイト結石と言う種類でした。
ストルバイト結石はシーズー、コーギー、シュナウザー、ダックスフンドなどの犬種に比較的多くみられます。
今後はストルバイト結石専用の療法食で結石ができないよう、維持していかなくてはなりません。
血尿や頻尿に気がついた場合は早めに検査を受けましょう。
名古屋市 昭和区 動物病院
動物レーザーセンター