眼球摘出(日帰り手術)
眼の病気や外傷などのやむおえない理由で眼球摘出手術を行わなければならない場合があります。
今回ご紹介させていただくのは
4才のシーズーの男の子です
眼を傷つけてしまったようで、痛がっていて目が開けられず歩くのもおぼつかない、食欲もないとの事でご来院されました。
診察の結果、眼に傷がついており眼房水(眼球内にある液体)が漏れ出してしまっており、眼球自体も収縮してきてしまっている状態でした。痛みがとても強いようで、顔を触られるのを嫌がります。
オーナー様としっかりと話し合い眼球摘出手術を行う事となりました。
とてもデリケートな部位の手術ですが、レーザーで出血も少なく日帰りで手術する事ができます。
こちらが手術直後の写真です。
ご覧の通り腫れや出血もなくとてもきれいです。
本人が片目に慣れるまでは、歩行などがおぼつかない場合がありますが、動物は順応性が高いので、すぐに適応する事ができます。
シーズーのような鼻が短く目が大きい犬種は緑内障などの眼の病気や今回のように外傷を受けやすいので特に注意が必要です。
術後、毛が伸びてきて眼がない事もさほどわからないほど自然になりました。
名古屋市 昭和区 動物病院
動物レーザーセンター