眼球摘出(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは
12才のシーズーの男の子です
眼圧が高くなってしまう緑内障と言う病気になり目薬や薬などで眼圧を下げる治療をしておりましたが、だんだん眼圧が上がってきてしまい眼に痛みや違和感を伴うようになってしまい、オーナー様も心を痛めていました。
最終的に視力を失ってしまったため、今後の為にもと眼球摘出を行う事になりました。
レーザーで行うので痛みや腫れ、出血を最小限に抑えますので日帰りでの手術が可能でした。
こちらが手術後の写真です。
眼の痛みや違和感がなくなり本人のストレスも軽減できました。
だいぶ毛も伸びてきて、自然な表情になりました。
オーナー様も眼球摘出を行う事をすごく悩んでおりましたが、術後の元気な様子をみてやってよかったと言っていただけました。
今回のように内科的治療で状態がなかなか改善せず、長期にわたる投薬のストレスや慢性的な痛み、苦痛がある場合などは救済として眼球摘出も一つの選択であると思います。
この子はとってもおとなしく、手術前は眼に痛みがかなりあったかと思いますがその時ですら診察もお利口さんにじっとしていてくれていました。
名古屋市 昭和区 動物病院
動物レーザーセンター