耳道腫瘤(耳垢腺癌)切除の日帰りレーザー手術を受けられた17歳ベンガル男の子
今回ご紹介させていただくのは、17歳ベンガル男の子です。以前より耳道の入り口に大きな腫瘍がボタン状にできていて今ではそこから出血をしてしまうようになったとのことです。
また本人もきにして足でかいてしまってそこからたえず出血してしまうのででおこまりのようでした。
診察をさせていただくと、すでに貧血がおきていて、耳道にがっちりと腫瘍がくっついていてそこが自壊をおこしてしまっていました。腫瘍がはじけてしまっているため、ふれるだけで出血してしまいます
手術前の状態です。
レーザーにて手術摘出後
貧血はありましたが、無事に摘出でき、日帰りで帰られました。病理検査の結果は悪性の耳垢腺癌でした。腫瘍の取り残しはなく切除できていますが、悪性腫瘍のため、注意観察が必要です。