会陰尿路形成手術
今回ご紹介させていただくのは、3歳の日本猫の男の子です。
何度もトイレに入るがおしっこが出ていないとご来院されました。他院にて尿道閉塞を解除していただいたそうですが、すぐにつまってしまっておしっこがでないとのことでした。
診察させていただくと、やはり尿道閉塞をおこしてしまっており膀胱におしっこがパンパンに溜まっていました。
ストルバイト結晶が大量にできてしまっている事がわかりましたので、今回会陰尿路形成手術を行いました。
レーザーを用い出血を最小限に抑え無事手術を終える事ができました。
手術中に膀胱洗浄を行いましたが、その際も大量の砂状のストルバイト結晶が出てきました。
術後は排尿もできるようになり、飼い主様も安心された様子でした。
今後も専用の療法食を続けていく必要はありますが、排尿がスムーズにできるようになり快適に生活いただければと思います。