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重度口内炎によるレーザーアブレーション(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、3才の日本猫の女の子です。

保護された時から口内炎がひどく、さまざまな治療を行ったそうです。

注射や内服だけでは落ち着かず全抜歯まで行ったそうですが、その後も症状は落ちつかず何かできる事はないかとご来院されました。

診察させていただくと、歯肉が真っ赤に炎症してしまっており、血も滲んでいました。

レーザーを用いて歯肉の炎症がひどい部分にアブレーション処置を行っていきます。

最後に治療用のレーザーを用いて腫れや炎症、痛みを軽減します。

術後直後は、口をきにしていたそうですが、炎症も徐々に落ち着きご飯も食べる事ができ、オーナー様も安心されていました。

猫ちゃんの口内炎は完治が難しいですが、なるべく症状を抑えストレスなく生活していただけるとよいと思います。