子宮・卵巣摘出(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは、埼玉県からお越しの8歳の日本猫の女の子です。
男の子の猫ちゃんを保護され、飼い始めたため避妊手術を行おうと地元の病院へ連れて行ったそうですが、その際血液検査で血が止まりにくい事がわかり手術ができない状態だったそうです。
しかしさかりもどんどんと酷くなり、レーザーで何とか手術できないかと遠方からお越しいただきました。
レーザーで行う手術は、他の手術に比べ出血量が少なく猫ちゃんの負担を最小限に抑える事ができます。
また子宮や卵巣にも問題があり、子宮内に腫瘤があちこちにできてしまっており、液体も溜まってしまっていました。
こちらが手術後の写真です。手術の傷は子宮がかなり大きくなっていましたので、避妊手術よりおおきくなりましたが、大きな出血なく無事におわることができました。
今後ますます病変が悪化する可能性もありましたので手術のリスクはありましたが、無事に手術でき飼い主様もとても喜んでみえました。
これからも元気に長生きしていただきたいと思います。