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根尖膿瘍(日帰り手術)

犬の症例紹介にもアップさせていただいておりますが、根尖(歯根の先端の部分)が、歯周病などにより細菌が侵入して歯の根っこに炎症がおこり、化膿して膿が頬の皮膚から出てきてしまいます。

今回ご紹介させていただくのは

日本猫の8才の女の子です

ほっぺたが腫れており、その部分の毛が抜けてしまっているとの事でご来院されました。

こちらがご来院時の写真です。

眼の下の皮膚がかなり広範囲にわたり張れてしまっており、中から膿がでてきていました。

こちらが毛を刈ってきれいにした状態の写真です。

穴が大きくあいており、出血しています。

この子もやはり奥歯から感染をおこし、口腔内がほっぺたと貫通してしまっていました。

根尖膿瘍になっている事がわかり、原因となっている左上の歯を抜き、よく洗浄します。

残っている歯も超音波スケーラーでキレイに歯石を取り除きました。

 

今回のように顔ほっぺが腫れる原因は歯にある事があります。

特に高齢の子は定期的に歯をチェックしてあげるとよいでしょう。

名古屋市　動物病院

動物レーザーセンター

 

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