乳腺腫瘍摘出(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは、16才のミニチュアダックスフンドの女の子です。
お乳にしこりがあり、かかりつけで見ていただいていたそうですが血液検査の状態が悪く手術ができず様子をみられていたそうですが、だんだんと大きくなり自壊してしまい膿のような液がでてきてしまい、なんとかならないかとご来院されました。
今は食欲もなくなってきてしまい、立つこともできなくなってしまったとの事でした。
診察させていただくと、乳腺に大きなしこりができてしまっていてそこがはじけて液がでてきてしまっていました。
また血液検査でも腎臓や肝臓の数値も悪く膵炎などもあり白血球も感染によりかなり高くなっていましたので、飼い主様とご相談させていただき、点滴や抗生剤治療をし今回は健康状態が思わしくないため負担をかけず局所麻酔で部分切除する事になりました。
レーザーを用いる事で出血を最小限に抑え手術時間も短時間ですむため、無事局所麻酔で短時間で手術を終わらせる事ができ飼い主様も安心された様子でした。
術後は徐々に食欲もでてきて、自分でたてるようになってきました。
これからも病気に負けず長生きしていただければと思います。