子宮水腫・子宮内膜ポリープ(日帰り手術)
今回ご紹介させていただくのは
11才の日本猫の女の子です
半年ほど前からお腹が張ってきてた、はじめは便秘や太ってきたかもと思っていたそうですが、だんだんと張れが目立つようになり最近は便が細くなったり、おしっこの回数も増えてきたという事でご来院されました。
検査の結果、子宮に液体が溜まってパンパンに張れている事がわかり、腫瘤らしきものもあったため、その日にすぐ手術をおこないました。
こちらが手術中の写真です。
レーザーを使う事により、ご覧の通り出血もなくとてもクリーンに手術を行えます。
こちらが手術直後の写真です。
腫れや赤みもなくとってもキレイです。手術後は傷にレーザーを当てて回復を早めます。
今回も日帰りで手術が可能でした。
こちらが切除した子宮です。
パンパンになってしまっており、今にも裂けてしまいそうです。
中には液体が大量に溜まっており、子宮内にポリープができていました。
3㎏程のねこちゃんでしたが600gも液体が溜まっていました。
病理検査に出した結果、良性の子宮内膜ポリープと言う診断結果でした。
こちらが手術から数日後の写真です。
傷もとってもきれいに治ってきています。
高齢で避妊手術をしていない女の子は、今回のような子宮の病気や乳腺腫瘍などの病気に注意が必要です。
何か異変を感じたら早めに動物病院へかかりましょう。
名古屋市 動物病院
動物レーザーセンター