軟口蓋切除・鼻孔拡大手術(日帰り)
今回ご紹介させていただくのは、推定3~4歳のボストンテリアの男の子です。
この子は、短頭種ということで、呼吸器の問題があり、相談に来られました。診察してみると、のどはガーガー言っていて、診察中も白い泡を吐きました。鼻の穴も狭く、明らかに問題があります。
レントゲン検査で、軟口蓋の長さと厚さがあり、呼吸が苦しいせいで胃の中にまで空気をのみこんでいました。
飼い主様とお話をして、鼻孔を広げる手術と軟口蓋を切除する手術を行うことになりました。
手術は、炭酸ガスレーザーを使って行うため、このようなリスクのある手術も合併症を最小限にして行うことができます。この子も、無事に日帰りでできました。
術後も順調で、無事に術後治癒も完了しました。
今後も、家族と幸せに楽に生活できるといいと思います。