MENU

両側肛門嚢切除・肛門周囲腺腫切除・抜歯・体表腫瘤切除(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、12歳のミニチュアダックスの女の子です。肛門嚢という肛門の4時と8時の位置にある分泌腺が炎症をおこし化膿してしまって血膿が出てしまっていました。自分でお尻を気にして舐めてしまい、触ると痛がるとのことでした。診察させていただくと肛門じたいにも肛門周囲腺腫という腫瘍ができていました。

今回は両方の肛門嚢摘出手術と肛門周囲腺腫の手術と痛がっていた歯の抜歯と体表にできていた7か所の体表腫瘤をレーザーでとりました。肛門周囲腺腫は良性の腫瘍なのでとり切れてしまえば大丈夫ですが、肛門部の広範囲切除は難しくなるため大きくならないうちに切除してあげたほうがよいでしょう。病理検査の結果も良性で完全切除できているとのことでした。

とってもおとなしくお母さんが大好きなわんちゃんでした。