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口腔腫瘤切除・口腔内レーザー殺菌・左後肢イボ取り(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、14歳のミニチュアダックスフンドの女の子です。

2ヶ月前より口の中にできものがあり、薬をのんでいるがだんだん大きくなってきた。昔からずっと両方の犬歯から絶えず膿が出るとのことでご来院されました。診察させて頂くと、上顎の内側に腫瘤ができていました。また両方の犬歯の奥の歯肉から膿がでていて、穴が開いていました。

両方の犬歯自体はとてもしっかりしていたので、抜歯はせずに済みそうなので、今回は口腔腫瘤の切除手術と歯石取りと両方の犬歯の奥の洗浄と歯肉のレーザー殺菌治療を提案させて頂きました。

10歳の時に他のことで麻酔をかけた際とても麻酔のさめが悪かったので、心配とのことでした。ただ手術には麻酔が必要なのでしっかりご説明させて頂き、了解後手術となりました。また左後肢のイボ取りも同時に希望されましたので、そちらもレーザーアブレーションにてとばしました。

口腔内の手術はとても出血が多いですが、当院ではもちいてメスではなくレーザーをもちいて手術を行いますので、出血は少なくすみます。

手術後無事に麻酔もさめ、飼い主様もほっとしておられました。口の中の腫瘤もとれ、犬歯から出ていた膿も出なくなったとのことでなによりです。